携帯電話は世界を変えた
携帯電話の開発とその普及は「世界を変えた」と言っても過言ではありません。
では実際に何がそれほど変わったのでしょうか?
その第一は何と言っても電話の普及率です。
アレキサンダー・グラハム・ベルが発明した電話はケーブルを使って電気信号を送る為、電話を普及させるにはまず全国に張り巡らされた電話線のインフラが必要です。
しかもそれは人口数百万人の大都市から、人口数千人の山間僻地や離島まであまねく張り巡らさなければなりません。
同じ国内でありながら地域によって電話が通じたり通じなかったりしたのでは、その利便性も半減されてしまいます。
しかしこの電話線というインフラを国内にあまねく張り巡らせるのには莫大な投資が必要です。
その為日本ではかって電話を引いてもらうには72,000円をNTTに支払って「電話加入権」という権利を購入し、インフラを整備する予算に充当していました。
そのように国によって様々な手段を講じてインフラを整備してきたのですが、これをそれまでインフラが整備されていなかった国が新しく整備する場合は大変です。
特に中国やインドのように人口が多く国土の面積も広い国の場合、全国にインフラを建設するには天文学的な投資が必要になります。
その為、実際に多くの発展途上国では電話の国民への普及は遅々として進んでいませんでした。
しかし携帯電話の登場はその状況を一変させました。
携帯電話を普及させるには全国に「基地局」と呼ばれる電波の中継地点を設けなければいけませんが、その建設費用は従来のケーブルによる電話網に比べてはるかに安価です。
しかも基地局は設置も簡単で建設期間も大幅に短縮出来ます。
その為、現在多くの発展途上国では固定電話を飛び越えて、携帯電話が急速に普及しています。
携帯電話の普及によるもうひとつの大きな変化は、電話が「一家に1台」から「1人に1台」に変わったことです。
これは単に利便性が増しただけでなく、携帯電話を利用した個人単位のサービスの広がりを意味します。
携帯電話の今昔と未来は、あなたの起業にお役立てください。
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