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自動車電話とは

移動可能な電話として最初に登場した電話は「自動車電話」です。

自動車電話が初めて登場したのは1946年のアメリカで、この時の自動車電話は電話をする人が通話ボタンを押している間だけ電波が発信されるものでした。

電話というよりも現在のトランシーバーのイメージに近いものですね。

日本で携帯電話が初めて登場したのは1970年に大阪で開かれた、日本万国博覧会(いわゆる大阪万博)の会場です。

この時展示物のひとつとして移動可能な電話が登場し、入場者に受付で貸し出して会場内から全国に電話が出来るサービスが提供されました。

この時の携帯電話は長さ210mm、幅60mm、重量600gもあり、現在の携帯電話から見ると非常に大きなものでしたが性能は低く、万博が終わるとそのまま実用化されること無く消えてしまいました。

日本で実用化された移動可能な電話はやはりアメリカと同様に、1979年に登場した自動車電話です。

この自動車電話のサービスは日本電信電話公社(略称:電電公社、現NTT)がサービス開始したものですが、アメリカで自動車電話が初めて登場したのが1946年ですから、それに比べると日本は30年以上も遅れたわけですね。

ただアメリカで登場した自動車電話が交換手を介する手動接続だったのに対し、日本の自動車電話は現在の携帯電話と同じ自動接続でした。

その後この自動車電話は小型化、軽量化が進み、それと共に自動車を離れて現在のような携帯電話へと移行しました。

ただ当時の携帯電話は固定電話と同じレンタル方式で、しかもレンタル料金は月額2万3千円とあまりにも高く、結局企業などで一部利用されただけで、一般の人にはほとんど利用されませんでした。

しかしその後技術が進歩するに連れて電話機のコストも下がり、さらにはデジタルホングループやツーカーグループなどの新規参入が相次いだことで顧客獲得競争が激化し、それに連れて料金は急速に低下しました。

そしてこの料金の急速な低下こそが現在のような携帯電話の普及に繋がりました。


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